３月の道内有効求人倍率前月を上回る｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

ことし３月の道内の有効求人倍率は、１．１２倍と、２か月ぶりに前の月を上回りました。北海道労働局は「まん延防止等重点措置」の解除が改善の一因になったとみています。

北海道労働局によりますと、仕事を求めている人、１人に対して何人の求人があるかを示す、ことし３月の道内の有効求人倍率は「就業地別」で、季節による変動要因を除いて１．１２倍と、前の月より０．０２ポイント上昇しました。
有効求人倍率が前の月を上回るのは２か月ぶりです。
主な産業別の新規の求人について道内で受理した求人でみると、「情報通信業」が前の年の同じ月より２７．８％増えたほか、「製造業」が２３．２％、「宿泊業、飲食サービス業」も１５．４％増加しました。
北海道労働局は、「まん延防止等重点措置」の解除が改善の一因になったとみています。
そのうえで、仕事を求める人の数は高い水準が続いていることから「弱さがみられる」という判断を維持し、「急速な円安や原油高、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響など、引き続き動向を注視する必要がある」としています。

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