人材サービス会社でつくる全国求人情報協会(全求協、東京・千代田)が25日発表した7月の求人広告件数(週平均、職種別)は、前年同月比42.4%増の122万6232件だった。前年を上回るのは15カ月連続。新型コロナウイルス感染対策の行動制限がない夏を迎え、飲食や事務系の求人が増えた。
サービス業種の求人は飲食店のホールスタッフなどが74.3%増の15万2064件、調理も68.2%増の11万5523件だった。飲食各社は通常営業を再開しているが、コロナ禍の時短営業で働き手が離れたため、採用を強化している。接客も58.2%増と高い伸びを見せた。
事務は51.3%増の9万4998件。音楽イベントなどが再開され、運営を支援する事務職の求人が増えた。コロナ感染の再拡大でワクチン接種に関する問い合わせや療養者の体調確認業務などの事務系の求人が拡大した。
運搬・清掃・包装等も14万2086件と33.8%増えた。国内の観光需要が回復し、ホテルなどの宿泊施設で清掃員の求人が増えた。お中元商戦で梱包などを手掛ける人員への需要も高まった。
エン・ジャパンの中島純執行役員は「コロナ感染が再拡大しているが、行動制限などが要請されない限り求人活動に急ブレーキはかからない」との見方を示す。「人手不足のため未経験者の採用案件も増えており、8月以降も人材需要が拡大する」と話す。
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