[転職サービス「doda」]
~コロナ感染再拡大の中でも、「レジャー・外食」で最も求人数が増加~
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:大浦 征也)は、2022年7月の転職求人倍率をまとめた「doda転職求人倍率」を発表いたします。
なお、7月の業種別・職種別の詳細データや過去のデータについては、下記URLで公表しています。
・doda転職求人倍率レポート:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu
■2022年7月の概況
・求人倍率
2022年7月の転職求人倍率は、前月から+0.07ポイントの1.98倍となりました。求人数は前月比101.0%、前年同月比151.6%となりました。転職希望者数は前月比97.4%、前年同月比109.1%でした。
・求人増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種のうち8業種で前月から増加しました(「その他」は除外)。最も増加率が大きかったのは「レジャー・外食」(前月比106.3%)、次いで「商社」(前月比103.7%)でした。職種別でも11職種のうち9職種で増加し(「その他」は除外)、増加率が最も大きかったのは「クリエイター」(前月比103.6%)、次いで「事務・アシスタント」(前月比103.5%)となりました。
■2022年7月の解説
・コロナ感染再拡大の中でも、「レジャー・外食」で最も求人数が増加
7月の求人数は、2020年9月から23カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率が最も大きかった「レジャー・外食」では、特にDX人材の求人が増加しています。その背景には、新型コロナウイルス感染再拡大の中でも、経済活動の活発化を見越して、これまで以上に業態変革や新業態への参入を進める動きがあったことが挙げられます。一方、転職希望者数は、例年7月は減少傾向がみられ、今年も同様に前月から減少したため、転職求人倍率は上昇し、2021年12月の過去最高値(2.08倍)に次いで高い数値となりました。※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降
■翌月以降の見通し
8月の求人数は、経済活動の活発化を見越して引き続き企業の採用意欲が高まることが予想され、増加すると思われます。一方で、転職希望者数は、夏季休暇の影響などによって例年減少する動きが今年も同様にみられ、転職求人倍率は上昇する見込みです。また、コロナ感染拡大が続いていますが、行動制限が要請されない限りは転職市場への大きな影響はないと思われます。(doda編集長 大浦 征也)
■解説者プロフィール doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
2002年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。一貫して人材紹介事業に従事し、法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティングなどを経験した後、キャリアアドバイザーに。担当領域は、メーカーやIT、メディカルやサービス業等多岐にわたり、これまでにキャリアカウンセリングや面接対策を行った転職希望者は10,000人を超える。
その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月には執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。転職市場における、個人と企業の最新動向に精通しており、アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。社外では、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC) 理事、一般社団法人日本人材紹介事業協会 理事にも名を連ねる。
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
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