ことし6月の熊本県の有効求人倍率は1.60倍となり、コロナ禍の前の、およそ2年半ぶりの水準に上昇しました。
熊本労働局によりますと、ことし6月、県内で仕事を求めている人は2万7919人、企業からの求人は4万4682人でした。
この結果、県内で仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるのかを示す有効求人倍率は、「就業地別」で6月は1.60倍となりました。
これは前の月を0.08ポイント上回って2か月連続で上昇し、コロナ禍の前のおととし1月の1.62倍以来、およそ2年半ぶりに1.6倍台の水準に上昇しました。
産業別の新規の求人について県外の求人も含む「受理地別」で見ますと、「運輸業、郵便業」が26.6%、「宿泊業、飲食サービス業」が18.7%、「職業紹介、労働者派遣業」が14.6%、去年の同じ月より増えました。
これは6月は新型コロナの感染が比較的落ち着いて外食など人の動きが増えたほか、夏の観光需要を見込んで宿泊などで求人が増えたこと、それに好調な半導体業界を中心に派遣の求人が増えたことが主な要因です。
熊本労働局は「6月は新型コロナの感染が再拡大する前で経済活動が活発になったが、現在は感染が広がっているので今後の求人状況への影響を注視したい」と話しています。
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