道南の8月有効求人倍率0.88倍前年を上回る状況が続く｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

ことし８月の道南の有効求人倍率は０.８８倍で、前の月からほぼ横ばいとなりましたが、経済活動の再開などを背景に前の年を上回る状況が続いています。

函館公共職業安定所によりますと道南で、仕事を求めている人１人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率はことし８月、０.８８倍でした。
前の月の０.８９倍と比べるとほぼ横ばいですが、前の年と比べるとこれで７か月連続で上回っていて、経済活動の再開などを背景に新型コロナ感染拡大前の水準まで持ち直しつつあります。
また、新規の求人数も前の年の同じ月と比べると５か月連続で増えていて、産業別に見ると、主に「卸売業・小売業」や「宿泊業・飲食サービス業」、「医療・福祉」などで増加しています。
函館公共職業安定所は「経済活動の再開など新型コロナの影響が落ち着き始めたことで、主要産業のひとつである観光業関連の仕事などで求人数が増加している。この傾向は今後も続くのではないか」と話しています。

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