有効求人倍率4か月ぶりに前月下回る去年12月の岩手県内製造業・建設業で求人減 | IBC NEWS - IBC岩手放送

　去年12月の岩手県内の有効求人倍率は1.33倍で、建設業や製造業などで大口の求人が減ったほか、小規模事業所でも求人が減ったことから4か月ぶりに前の月を下回りました。

　岩手労働局によりますと、去年12月の岩手県内の有効求人数は前の月より1041人少ない2万7687人で、有効求職者数は423人増えて2万744人でした。
　有効求人倍率は前の月より0.08ポイント下がって1.33倍で、4か月ぶりに前の月を下回りました。
　新規の求人を産業別にみると、おととし12月と比べ製造業で18％、建設業で17.4％減りました。2つの業界では大口の求人が減ったほか、小規模事業所を中心に募集を見合わせる動きがみられました。
　岩手労働局は今後について、「雇用状況は持ち直しの動きに広がりがみられるものの、新型コロナや物価高の影響に注意する必要がある」と分析しています。

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