１月有効求人１．１３倍ハローワーク掛川管内５カ月ぶり下降｜あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞

　掛川公共職業安定所（ハローワーク掛川）がまとめた管内（掛川、菊川、御前崎の３市）の１月の有効求人倍率（実数値）は前月比０・０４ポイント下降の１・１３倍だった。前月を下回ったのは５カ月ぶり。前年同月比は同水準だった。
　新規求人数は前年同月比１０・４％減の１０８９人。製造業や建設業、医療・福祉など多業種で求人が前年同月を下回った。製造業は２・３％減の２９４人で、主力の輸送用機械器具が４５・１％減と落ち込んだ。建設業は２２・２％減の１４７人だった。
　担当者によると、在職者がより良い労働条件を求めて転職先を探す動きが目立ってきた。「依然として人手不足感はあり、雇用がしぼんでいるとの印象はない」としている。