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【埼玉活躍企業】① シンミドウ 笹田知弘社長 埼玉県内求人・若者特化で差別化 - 産経ニュース

県内企業の求人特化で差別化を図るシンミドウの笹田知弘社長

埼玉県内企業の求人に特化し、20代前半の若者の就職にターゲットを絞ることで差別化を図る人材会社「シンミドウ」。笹田知弘社長(47)は、県内の大学に通う学生や在住者らに県内企業の魅力を伝え、就職につながる事業に一層力を入れる。

--創業のきっかけや企業理念は

「中小企業や地域企業に特化した経営支援をしたいと思い起業しました。その根底には、私の両親が自宅の1階で小さな飲食店を営み、よく観察していたことが影響していると思います」

「経営理念である3つの『シンミ』は、親身(相手の立場になってベストを尽くす)、真実(経験と責任を根拠に使命感を持つ)、新観(新しいものの見方で新たな価値観を創出する)を表します。中小企業にとってシンミな存在になろうと考え、社名もシンミドウにしました」

--現在注力している事業内容や課題は

「県内の中小企業を対象にした新卒採用支援に注力しています。埼玉での企業探しを十分にしないまま東京に就職してしまう学生に対して、いかに埼玉での就職先を紹介できるかが大きな使命と考えています」

--今に至るご苦労や思いは

「社員が私一人という状況で創業したため、自社の社員採用に苦労しました。ただ、私一人だった零細企業の当社でも創業から毎年新卒採用できたことが、単なる採用ノウハウだけではない生きた事例をつくることにつながったと思います。ビジネスモデル特許を持ち、事前に学生が収録する独自の『録画動画履歴書』により企業の採用活動の手間を省く仕組みも作ることができました」

--新たに取り組みたい事業や目標は

「県内に就職する新卒学生を増やす取り組みに加えて、県内の新卒就職者の離職率を下げる取り組みも進めていきたいです。県内企業と県内学生のミスマッチを減らすことで、入社後に活躍できる若手人材を増やし、『埼玉就職モデル』を作ることが、中長期の目標です」

--アフターコロナ時代をどう捉え、どう対応されるか。また埼玉企業としての意気込みは

「県内企業にとってもチャンスだと思います。職住近接やリモート勤務の流れは、都市機能と自然豊かな地域を併せ持つ本県にプラスに働くと私たちは考えています。新卒学生が、就職先として県内企業をみる機会にもなるため、そのプラットフォームを作ることを見据えて当社としても取り組んでいきます」(聞き手・那須慎一)

●会社概要

・所在地:さいたま市大宮区桜木町4の244の1都築ビル

・設立年月日:平成20年1月28日

・主な事業内容:人材採用支援、業界特化支援

・従業員数:(令和5年5月現在)32人

・資本金:(令和5年5月現在)1000万円

・主な受賞歴:経済産業省「地域未来牽引企業」選定

埼玉県内でキラリと光る中堅・中小、ベンチャー企業などに焦点を当て、そのトップに独創性あふれる事業をはじめ、「埼玉企業」としてのこだわり、今後の展開などについて聞きます。

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