この春、県内の高校を卒業した人の求人倍率は4.19倍と過去最高となりました。
新潟労働局は「社会経済活動の活発化に伴い、企業が採用人数をコロナ禍前の水準に戻そうとする動きが広がり、求人倍率を押し上げたとみられる」と分析しています。
新潟労働局はこの春県内の高校を卒業した人に対する県内企業の求人状況をまとめ、発表しました。
それによりますと、ことし3月末の時点で就職を希望していた人は2197人と去年の同じ時期と比べて11.5%減少しました。
一方、県内企業からの求人は9208人と、去年の同じ時期と比べ13.7%増加しました。
この結果、1人に対して何人の求人があるかを示す求人倍率は4.19倍と、記録が残る平成元年以降、最も高くなりました。
求人数を産業別にみると、「製造業」が去年の同じ時期より23.4%増えたほか、「宿泊・飲食サービス業」は33.8%の増加、トラックドライバーへの時間外労働の規制強化によって人手不足の深刻化が懸念される「運輸業」は47.8%増えました。
新潟労働局は「少子化に加え、進学を希望する高校生が増える中、社会経済活動の活発化に伴い、企業が採用人数をコロナ禍前の水準に戻そうとする動きが広がり、求人倍率を押し上げられたとみられる」と分析しています。
そのうえで「人手が足りない業種と高校生とのマッチングを支援していきたい」としています。
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