６月の県内雇用情勢 電気代値上げ背景に製造業などで求人減｜NNNニュース - 日テレNEWS

福井県｜2023年8月6日 10:10

県内の６月の雇用情勢は、電気料金の値上げなどによって製造業など一部の業種で、求人数が３か月ぶりに前の月を下回った。（８月６日）

福井労働局によると、県内の６月の有効求人倍率は１．９３倍と前の月に比べて、０．０３ポイント低下したものの、都道府県別では４６カ月連続で全国トップを維持した。

産業別に見ると、製造業や建設業では、資材や電気料金の値上げに加え、人件費の高騰などが影響し、前の年の同じ月に比べて求人を減らしている。

一方で、新型コロナの行動制限の緩和で、卸売業・小売業やサービス業では新規の求人が増えた。

福井労働局は、県内の雇用失業情勢について「改善している」と５カ月連続で判断を据え置いたものの、物価上昇などが雇用に与える影響を引き続き注視していくとしている。

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