
深刻化する人手不足の解消に一役買おうと、富岡市に本店がある信用金庫は、ことしから専任の担当者を置いて人材を求める取引先企業の求人票の作成を行うなど支援を強化しています。
人材を求める取引先企業の支援を強化しているのは、富岡市に本店がある「しののめ信用金庫」で、ことし4月から専任の担当者2人を新たに配置しました。
取り引きがある地元企業の中でも深刻な人手不足を解消するのが狙いで、求人票の作成や求人情報を掲載する会社のホームページ制作のアドバイスなどを行っています。
このうち、求人票の作成では、企業を訪問して必要とする人材を聞き取った上で、給与や休暇日数などの基礎的な情報のほか、社長の思いや求める人物像などの情報も記載して人材紹介会社に提出しています。
19日も担当者が富岡市の金属加工会社を訪れ、求人票の作成に向けた聞き取りなどを行っていました。
この会社は取引先の増加や事業拡大に伴って採用を行おうとハローワークなどで求人を募ったものの問い合わせがなかったということで、黛和樹社長は「会社が人口の少ない地域にあることもあり、人手不足が解消されない。支援を受けて適材適所の人材確保につなげたい」と話していました。
信用金庫によりますと、担当者を置いて5か月ほどであわせて40件の求人票を作成し、このうち4件で採用につながったということです。
信用金庫の担当者の井田弘樹さんは「ほぼすべての取引先で人材不足の課題があり、中には事業の継続が難しい企業もある。企業の内情を知る立場なので踏み込んだ形で課題の解決に関わっていきたい」と話していました。
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