県内の有効求人倍率 去年は１.３７倍 過去最高に｜NHK 佐賀県のニュース - nhk.or.jp

去年１年間の佐賀県内の有効求人倍率は１.３７倍で、前の年を０.０３ポイント上回り、統計を取り始めてから最も高くなりました。

佐賀労働局は、仕事を求めている人１人に対して、何人の求人があるかを示す佐賀県内の去年の平均の有効求人倍率を発表しました。

それによりますと、県内で仕事を求めた人が月平均で１万４８３４人と、前の年に比べて１２０人増えたのに対し、企業からの求人は月平均で２万２５３人と、初めて２万人を上回り、前の年に比べて４９８人増えました。

この結果、去年の有効求人倍率は１.３７倍と過去最高だった前の年をさらに０.０３ポイント上回り、統計を取り始めた１９６３年以降で最も高くなりました。

業種別の新規の求人数は、前の年に比べて、卸売業・小売業が１７.９％、医療・福祉が２.７％増えました。

佐賀労働局は「新型コロナの影響が落ち着き、人流が回復したことで、特にスーパーやディスカウントストアなどの小売業の求人が増え、有効求人倍率の増加につながっている」と分析しています。

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