佐賀労働局が29日発表した佐賀県内の2月の有効求人倍率(季節調整値)は1・30倍で前月から0・01ポイント低下した。2カ月連続で低下したが、同労働局は「前月同様、景気が緩やかに回復している状況は続いている」としている。
新規求人数は前年同月比4・0%減の6963人。3カ月連続の減少で、建設業で5・5%減、製造業で10・5%減った。サービス業では23・7%減。サービス業に含まれる派遣業の求人は7割減っている。製造業の動向に比例するが、物価高騰で収益が悪化している派遣先と、派遣元の額と折り合わない部分も大きいという。有効求人数は5・5%減の2万1012人。
新規求職者数は3552人で前年同月から3・1%減、有効求職者数は1・2%増の1万4916人となった。正社員の有効求人倍率は1・11倍で、前年同月と同水準だった。
佐賀労働局は「原油、原材料価格の高騰、物価上昇に加え、今後、政府の補助が縮小していくといった状況を注視したい」としている。(福本真理)
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厚生労働省が29日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・01ポイント下回る1・26倍で、3カ月ぶりに低下した。都道府県別の有効求人倍率は、最も高い福井県が1・77倍。最も低いのは神奈川県の0・90倍だった。
総務省が同日発表した2月の完全失業率(同)は、前月比0・2ポイント上昇の2・6%で、7カ月ぶりに悪化した。新たに職を求める人が前年同月比で2万人増えた。物価が高騰する中、生活費を得ようと就職を望む人が多くなったとみられる。完全失業者数は前年同月比3万人増の177万人。
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