１月の有効求人倍率前月比減も雇用情勢判断１７か月連続維持｜NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp

ことし１月の県内の有効求人倍率は、就業地別で１.６９倍と前の月を下回ったものの、山口労働局は「持ち直しの動きが続く」などと雇用情勢の判断を１７か月連続で維持しました。

山口労働局によりますと、ことし１月の県内企業の求人数は、就業地別で３万２７４１人で、前の月と比べて２.９％減りました。
一方、求職者数は１万９３６８人で、前の月と比べて０.２％減りました。
この結果、仕事を求めている人１人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、就業地別で１.６９倍と、前の月と比べて０.０５ポイント低くなりました。
新規求人数は、医療・福祉で増えた一方、小売業は、周南市や防府市での新規オープンの募集が一段落して減少しました。
今後も求人全体で微増微減を繰り返しながらも、求人が求職者の数を上回って推移する傾向が続くと見られ、山口労働局は「持ち直しの動きが続く」などとした雇用情勢の判断を、１７か月連続で維持しました。
山口労働局は「物価上昇や賃上げの動向が、生産や企業収益に与える影響を引き続き注意深く見守っていきたい」としています。

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