佐藤健が主演を務める実写映画『るろうに剣心』シリーズ最終章で、武井咲、青木崇高、蒼井優が続投することが明らかになった。
今回の最終章は、シリーズ最恐の敵・雪代縁(えにし)との戦いを描く『るろうに剣心 最終章 The Final』と、剣心の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の2作。引き続き佐藤が主演、大友啓史が監督を務め、来年7月3日と8月7日より連続公開される。
人斬りであった過去を持つ主人公・緋村剣心(佐藤)を支える神谷道場の仲間たちにふんする三人。5年ぶりに神谷薫を演じる武井は「1作目のときは当時17歳でしたのでとても緊張していて、皆さんについていかなくては、という一心でしたが、大友監督が、最終章では剣心の過去を知って薫が成長していく姿は、今の私の年齢だから演じることができる、とお話してくださり、とても安心しました。これまでとは違うスタンスで、新たな『るろうに剣心』の現場を楽しめたと思います」とコメント。
喧嘩屋・相楽左之助役の青木は「『るろうに剣心』の現場は、監督を中心に役者や色々なスタッフがお互い挑発しあっている様に感じます。『ここで諦めたら駄目、こういう時だからこそどうプラスに展開させていくのか』をプライドを持って取り組んでいます。そうすると『辛い』と思っていても『やるぞ』ってなります。とても成長させてもらいました」と本作の熱い撮影現場を振り返り、「絶対に最高傑作になっていると思います」と最終章に自信を見せた。
医者の高荷恵役を務める蒼井は「また始まるんだ。あんなに大変な思いをしたのに、皆元気だなと思いました(笑)。でも、お客様のお陰だと思いますし、すごいことだと思います。5年ぶりでも、お客様が待っていて下さるという希望があるのはすごいと思います」とファンに感謝。「5年の経過があるので皆微妙に変化しているのですが、フォーメーションを組んだときの形が一緒で懐かしいです。帰ってきたというより、タイムスリップした感覚でしたね」と久しぶりの撮影を語った。
神谷道場で最強の剣士を目指し、剣心の背中を追う明神弥彦役のキャスティングは難航し、何度もオーディションが行われた。参加人数は当初の予定人数を大幅に超えた総勢約200人となった中、大友監督の『3月のライオン』や大ヒット作『キングダム』で主人公の子供時代を演じた13歳の大西利空に白羽の矢が立った。
「前作も観ていたので、受かったときはとても嬉しかったです。赤べこ(剣心たちが通う牛鍋屋)のセットも大きく驚きましたし、とても感動しました」と大西。成長期まっさかりで「行く度に身長がのびていたので、衣裳部屋に入ると『え! 弥彦またでかくなった!?』と毎回言われました(笑)」と撮影中のエピソードを明かした。(編集部・中山雄一朗)
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December 20, 2019 at 10:00AM
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『るろうに剣心』最終章、武井咲・青木崇高・蒼井優が続投! - シネマトゥデイ
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