1996年から2008年まで漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された高橋留美子氏の人気漫画『犬夜叉』は、500年前の戦国時代へとタイムスリップした中学生の日暮かごめが半妖の少年・犬夜叉と出会い、あらゆる願いを叶える「四魂の玉」をめぐる戦いに身を投じていく物語。2000年にはテレビアニメも放送され、劇場版も全4作製作されている。
『半妖の夜叉姫』は、殺生丸の娘で令和の時代に生きる14歳の女子中学生・とわ、妖怪退治をなりわいにしているとわの双子の妹・せつな、妖怪退治をしては、退治した獲物(妖怪の首や牙や身体)を取引している賞金稼ぎで、かごめと犬夜叉の娘・もろはの“妖怪と人間の血を引く半妖の少女たち”の物語が展開される。
『犬夜叉』では、最初は口喧嘩などが絶えなかったが、旅や戦いを通じて相思相愛になった犬夜叉とかごめ。2人の愛から娘・もろはが誕生することは理解できるが、冷酷非道で、人間と半妖の犬夜叉を見下していた妖怪・殺生丸が、人と結ばれて子がいるという設定にファンは「えっ、殺生丸様、誰かと結婚したの?」「殺生丸の子供ってことは誰との子なんですか?」「最初は半妖の犬夜叉をバカにしていたのに」と驚き。
そんな殺生丸は、ある出来事から少女・りんと出会い、旅をしていく中で彼女に心を許していく一面もある。また、りんの命に危機が迫ると「りんの命と引き換えに得るものなど何も無い」(アニメ)と言うなど、大切な存在だと気づき心が大きく変化する姿が描かれてきた。
ドラマCDでは、「この殺生丸、思うところがある。…そろそろ、かと。そろそろ、りんに言わねばならない。ただ、その良き言葉が思いつかん…」と、りんへのプロボーズ(告白)で悩み、家来の妖怪・邪見(800年も独身)に相談するほどに。そして、りんに直接、プロポーズと呼べる言葉を贈った。
このように殺生丸とりんは特別な関係であることから、ファンは「奥さんはりんちゃんだよね? りんちゃん可愛いよりんちゃん」「物語の流れから、りんちゃんしかないよね」と殺生丸のお相手は“りん”が有力に。
しかし、「数百年、殺生丸様のそばにいた邪見との…」「りんと殺生丸は親子みたいな関係では?違う人間の可能性もある」「殺生丸様が自分自身で産んだ」「『兄弟の娘達』ってことは兄弟で子作りして娘ができたってこと?」「制作がサンライズだし、とわが聖ガブリエル学園で生活しているし、もうガンダムW。リリーナの子供だよ」などと、公式で双子の“とわ”と“せつな”の親が殺生丸以外明らかにされていないことから、いろんな考察が出ている。
なお、アニメは、原作漫画の作者の高橋留美子氏がキャラクターデザイン、アニメーション制作を『犬夜叉』と同じくサンライズが担当し、シリーズを手がけたスタッフが再集結。高橋氏は「3人のヒロインそれぞれ、とても魅力的に仕上がっています。彼女たちがどんな冒険の旅をするのか私も楽しみにしています」と期待を寄せている。
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May 10, 2020 at 08:52AM
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『犬夜叉』続編、殺生丸の“妻”探しが話題「誰だ?」 双子の娘が登場でお相手考察 - ORICON NEWS
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