飲食業やサービス業の求人減少就職希望の女性大幅に減少｜NHK 山梨県のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスの影響で飲食業やサービス業の求人が減っていることなどから、ことし３月末に卒業した高校３年生のうち、就職を希望した女性は去年よりも大幅に減少したことが山梨労働局の調査でわかりました。

山梨労働局によりますと、ことし３月末時点の県内の高校３年生の就職内定者は９５１人で、率にして９８.８％に上りました。
これは去年の同じ時期よりも０.１ポイント高く、おととしの同じ時期よりも０.９ポイント高くなりました。
一方で、就職を希望した人は９６３人で、去年の同じ時期に比べて男性は１.４％減少しましたが、女性は８.８％の大幅な減少になりました。
山梨労働局は要因について、製造業など男性の志望者が多いと考えられる現場作業を行う求人が多かった一方で、新型コロナウイルスの影響で飲食業やサービス業など女性の志望者が多い傾向がある求人が比較的少なくなり、職種のミスマッチが起きていることが考えられるとしています。
また、県内の高校生の求人倍率はことし３月末時点で２.５８倍で、去年の同じ時期より０.４ポイント高くなりました。
山梨労働局は「まだ就職が決まっていない人が就職できるよう粘り強く支援していく」としています。

Adblock test (Why?)