山口県内の3月の有効求人倍率は1.70倍と、景気の持ち直しを背景に製造業を中心に新規の求人が増えたことなどから、2か月連続で上昇しました。
山口労働局によりますと、3月の県内の企業の求人数は3万3171人と前の月より3.4%増加し、求職者数も1万9529人と0.4%増加しました。
その結果、職を求める人1人に対していくつの求人があるかを示す、3月の有効求人倍率は1.70倍と、前の月より0.05ポイント上昇し、2か月連続の上昇となりました。
これについて、労働局は、雇用調整助成金で雇用が維持され、求職者数の横ばい傾向が続く一方で、生産活動が回復している製造業や工場内の物資を運ぶ運輸業、それに工場向けの労働者派遣業などで、新規の求人が増えていることが要因だとしています。
山口労働局は「景気の持ち直しを背景に、製造業を中心に雇用状況は改善している。物価上昇の影響が雇用に出ていないか、注意する必要がある」としています。
また、3月末付けで山口労働局の新しい局長に就任した名田裕新局長は「コロナや原油高など、変化が激しい社会情勢に的確に対応できる労働行政を目指しつつ、若い世代の県内就職を後押ししていきたい」と述べ、人手不足が課題となっている県内企業の雇用確保に力を入れる考えを示しました。
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