[ワシントン 30日 ロイター] - 米労働省が30日に発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が19万9000件増の1123万9000件となり、市場予想(1045万件)を上回った。労働需要減速の兆候は見られず、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締め路線を維持する可能性がある。
6月分は1069万8000件から1104万件に上方修正された。
FWDBONDS(ニューヨーク)のチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「FRBは前例のないほどの金融引き締めを前倒しで実施しているが、経済はそれに歯止めをかける理由を示していない」と指摘。「労働市場は堅調だ」と述べた。
7月の求人件数は業種別で、運輸・倉庫・公益で8万1000件増加。芸術・娯楽・レクリエーションでは5万3000件増え、連邦政府では4万7000件、州・地方政府の教育部門では4万2000件それぞれ増加した。一方、耐久財製造業では4万7000件減少した。
求人率は6.9%と6月の6.8%から上昇。採用件数は638万2000件と6月の645万6000件から減少したが、採用率は4.2%で変わらずだった。
レイオフ・解雇件数は139万8000件と6月の140万件から減少。自発的な離職件数は約417万9000件と6月の425万3000件から減少した。政策担当者が労働市場の信頼感の強さを推し測る指標として注目している自発的な離職率は2.7%と6月の2.8%から低下した。
自発的な離職件数は、業種別では運輸・倉庫・公共で急増。一方、医療・社会補助や州・地方政府の教育部門では減少した。
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