来年春卒業予定 高校生の求人数 ７月末で昨年度１年間超える｜NHK 島根県のニュース - nhk.or.jp

来年春に卒業予定の県内の高校生に対する企業からの求人の数は、ことし７月末の時点で２９００人余りに上り、昨年度全体の求人を既に上回っていて、島根労働局は、「人材獲得に向けて前向きな企業が増えているのでは」と分析しています。

島根労働局は、来年春に卒業予定の高校生向けの求人の数についてまとめました。
それによりますと、ことし７月末の時点で、県内のハローワークに寄せられた求人数は２９７１人で、去年の同じ時期より３５３人、率にして１３.５％増え、昨年度１年間の２９０４人を既に上回りました。
また、７月末時点としては統計を取り始めた平成８年以降最も多くなり、高校生の求人の受け付けが、それまでの６月２０日から６月１日に早まったことなどから、早い段階での人材確保の動きが高まっているとみられます。
また、求人倍率は２.７６倍で、去年を０.４ポイント上回り、こちらも統計を取り始めた平成８年以降、最も高くなりました。
こうした背景について、島根労働局は、「企業の採用受け付けが早まったことに加え、企業の求人票の提出時期も早まっていて、優秀な人材獲得に向けて前向きな企業が増えているのではないか」と分析しています。

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