年間給与10万ドル(約1300万円)を超える求人の応募者は、男性の方が女性より多いものの、雇用される確率は女性の方が高いことが求人ソフトウエア会社iCIMSがまとめた最新のデータで明らかになった。
同社プラットフォームに2月に掲示された年俸10万ドル超の求人に対し、応募者における女性の比率は40%を下回ったが、採用された人に占める女性の比率は50%を上回ったという。
More Women Nab Six-Figure Jobs
The share of women hired for roles that pay $100,000 or more in February
Source: iCIMS
女性は求人条件を完全に満たさない限り応募しない傾向にあるが、男性は基準を満たしていなくても応募する人が少なくないことも明らかになった。
ここ数カ月で景気見通しが悪化し、転職に伴うリスクへの意識が高まっているにもかかわらず、iCIMSの求人全体では男性の応募率が女性を上回っている。
昨年12月の同社調査によれば、向こう3カ月に新しい職に就けると強く確信する女性はわずか13%。男性の30%を大きく下回った。
Fewer Women Apply for Six-Figure Jobs
The share of women who applied for roles that pay over $100,000 in February
Source: iCIMS
iCIMSのデータインサイト担当ディレクター、リア・モス氏は新型コロナウイルスの流行が雇用市場に打撃を与えた2020年にも似たパターンが見られたと指摘。経済が揺れ動く中で男性は女性よりも積極的に求職モードに戻っていたという。
ボストン大学クエストロム経営大学院のカブリナ・チャン教授は、女性は男性ほど頻繁に求人に応募しないが、「応募する女性はすごく優秀だ」と話す。「いろんな理由で応募してこない優秀な女性が、どれほど多数いるのだろうか」と述べた。
原題: Women More Likely to Be Offered $100,000 Jobs Than Men(抜粋)
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