１月の有効求人倍率１.１９倍１年５か月ぶりに前月下回る｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp

兵庫県内のことし１月の「就業地別」の有効求人倍率は１.１９倍で、１年５か月ぶりに前の月を下回りました。
原材料価格などの高騰を受けて製造業を中心に求人を控える動きもあるということで、労働局は、「物価上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。

兵庫労働局によりますと、仕事を求める１人に対して企業などからいくつの求人があるかを示す有効求人倍率は、県内に働く場所のある「就業地別」にみると、ことし１月の時点で、１.１９倍でした。
前の月（去年１２月）に比べて０.０１ポイント下回り、おととし８月以来、１年５か月ぶりに前の月を下回りました。
原材料価格や燃料費の高騰を受けて、これまでコロナ禍からの回復を背景に新規の求人が好調だった製造業を中心に、求人を控える動きが出ていることが主な要因だということです。
兵庫労働局は、「持ち直しの動きに足踏みが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。

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