６月の県内の有効求人倍率１.１８倍 ４か月連続で減少｜NHK 高知県のニュース - nhk.or.jp

仕事を求める人に対して何人の求人があるかを示す、ことし６月の県内の有効求人倍率は就業地別で１.１８倍となり、４か月連続で減少しました。

高知労働局によりますと、ことし６月の企業からの求人数は季節による変動要因を除いて働く場所ごとに集計した就業地別で１万５７３１人、県内で仕事を求めた人は１万３３２２人でした。

この結果、仕事を求める人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は１.１８倍と前の月を０.０１ポイント下回り、４か月連続で減少しました。

また新規の求人数は、９つの業種で、前の年の同じ月と比べて減りました。

一方、４つの業種では求人数が増え、このうち「教育、学習支援業」ではＮＨＫの連続テレビ小説「らんまん」の放送などを受けて植物園の来客数が増えていることなどから、また、ことし５月から高知空港と台湾とを結ぶチャーター便が就航したことから「宿泊業」も、それぞれ求人を増やしています。

高知労働局は県内の雇用情勢について、「改善の動きにやや弱さがみられるものの、一部の産業では引き続き求人が回復傾向にある」としたうえで、「物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。

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