
来年春に卒業し県内企業に就職を希望している高校生の求人倍率は、ことし7月末時点で2.71倍と、統計を取り始めて以降、最も高くなりました。
栃木労働局は、「コロナが落ち着いて人材育成に力を入れる企業が増えているため」と分析しています。
栃木労働局によりますと、来年春に卒業し県内企業に就職を希望している高校生は、ことし7月末時点で2950人で、前の年の同じ時期より118人減りました。
これに対し、求人数は7994人で、前の年の同じ時期より903人、率にして12.7%増えました。
この結果、1人に対して何人の求人があるかを示す求人倍率は、2.71倍で、平成9年の統計開始以降、過去最高となりました。
産業別に見ると、すべての産業で前年の求人数を上回っていて、なかでも「運輸業、郵便業」は前の年の同じ時期より46.2%増えています。
また、「宿泊業、飲食サービス業」は27.5%、「卸売業、小売業」は17.0%、増えています。
栃木労働局は、「就職希望者が少子化や進学率の高まりで減っている」としたうえで、「求人は、人手不足の影響に加えコロナが落ち着いて人材育成に力を入れる企業もあることから増えている」と分析しています。
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