
「月給30万円。未経験でもOK。丁寧に指導します」という求人を見て転職しました。ところが、実際の月給は25万円足らず。初日から十分な業務説明はなく、上司から「こんなに仕事ができない奴だとは!」「いい加減、早く覚えろ!」などと叱られます。「求人広告と違う」と人事部に相談しましたが、私の能力不足を理由に対応してくれません。だまされた気分です。どうすればよいでしょうか。 (30代男性)
まず、求人広告の内容がそのまま労働契約の内容になるわけではありません。求人広告は、労働者を募集するときの基準となる労働条件であり、実際の労働条件は、あくまで採用時に交わす労働条件通知書によって決まります。
労働基準法では、採用時に、①労働契約の期間②就業場所及び従事する業務③労働時間や休日④賃金の決定、計算方法、支払方法・時期、昇給⑤退職(解雇事由を含む)について労働者に書面で明示することが義務付けられていますので、相談者は労働条件通知書を確認してください。
求人広告では「月給○○万円」と記載されていても、実は「時間外手当込み」や「皆勤手当込み」であったり、「年齢・経験等を考慮」あるいは「販売ノルマを達成した場合」などの条件付きである場合がありますので、面接や契約締結の際にきちんと確認しておく必要があります。労働条件通知書で規定された賃金と実際の支給額が異なる場合、改めて人事部に申し出ましょう。
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