青森県 １２月の有効求人倍率１.２９倍 前月と同じ｜NHK 青森県のニュース - nhk.or.jp

去年１２月の県内の有効求人倍率は、就業地別で前の月と同じ１.２９倍となり、労働局は県内の雇用失業情勢について同様の判断を１５か月連続で維持しています。

青森労働局によりますと去年１２月に県内で仕事を求める人の数は２万３１８０人と前の月に比べて２７６人、率にして１.２％増えました。

一方、企業からの求人は３万８人と前の月に比べて５４７人、率にして１.９％増えました。

この結果、仕事を求める人、１人に対してどれくらいの求人があるかを示す就業地別の有効求人倍率は前の月と同じ１.２９倍となりました。

主要産業別の新規求人数をおととし１２月と比較すると、「卸・小売業」では県内でドラッグストアやコンビニエンスストアが新規に出店する動きが見られたことなどから３.６％増えました。

一方「宿泊・飲食サービス業」では前の年に大手飲食チェーンの新規出店があり求人が増えた一方、ことしはそうした動きがみられなかったため１８.６％減っています。

青森労働局は県内の雇用失業情勢について「求人が求職を上回って推移しているものの一部に足踏みが見られる。引き続き、物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」として同様の判断を１５か月連続で維持しています。

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