４月の有効求人倍率は１.６１倍 前月を上回る 山形労働局｜NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp

ことし４月の県内の有効求人倍率は「就業地別」で１.６１倍と、前の月を０.０１ポイント上回りました。

山形労働局によりますと、ことし４月に県内で仕事を求めた人は１万６８３５人と、前の月を５９９人上回り、６か月ぶりに増加に転じました。

これに対して企業からの求人は「就業地別」で２万７１２６人と前の月を１１１９人上回りました。

この結果、仕事を求める人１人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は１.６１倍となり前の月を０.０１ポイント上回りました。

有効求人倍率が前の月を上回るのは４か月連続です。

山形労働局は、ことしの大型連休は行動制限がなかったことから、宿泊業・飲食サービス業で需要が見込まれ、求人の増加につながったのではないかとしています。

一方、求職者の増加については、在職中の求職が１６％増加していて、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大への懸念が薄らぎ、求職活動の活発化につながっているとみられるということです。

この結果、山形労働局は県内の雇用情勢について前の月まで「改善の動きが続いているが、引き続き感染状況に注意していく必要がある」としていましたが「新型コロナウイルスが雇用に与える影響は残るものの改善の動きが続いている」と判断を引き上げました。

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