このヘッドセットには、装着者に外の世界の動画をリアルタイムで見せるための12個のカメラが付いており、価格は3000ドルほどになるだろうとThe Informationが報じている。
3D複合現実(MR)の世界は、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)のメタ(Meta)がここ数年で開発しようと試みているものと同じように思えるが、アップルが彼らの製品に「メタバース」という言葉を使うことは期待できないだろう。
アップルのティム・クックCEOは以前、「メタバース」という言葉を使うことを避けているとオランダメディアのBrightに語っている。
「私は常に、人々が理解することが大切なのだと思っている。そして、平均的な人がメタバースが何かを説明できるとは思わない」とクックはインタビューで話している。
だがクックはARに興味を持っているようで、「あらゆるものに影響を与える奥深いテクノロジー」だと考えていると話した。彼はまた、VRがそこで「一生を過ごす」ものではないと語った。
同社でワールドワイドマーケティングのシニアバイスプレジデントを務めるグレッグ・ヨスヴィアク(Greg Joswiak)は、メタバースは「私が使うことのない言葉」だとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が10月に開いた会議で語った。同社でソフトウェア・エンジニアリングを務めるシニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギ(Craig Federighi)はこの発言に対して「賛成だ」と述べた。
ブルームバーグによると、アップルが初のヘッドセットを発売するのは2023年と見られている。
メタのマーク・ザッカーバーグCEOは2022年7月、従業員に対して、同社はVRの開発でアップルと「深く、哲学的な競争の渦中にいる」と語った。
メタは先日、約1万1000人の従業員を解雇したが、これは同社の歴史で初めての大規模な従業員削減であり、投資家のメタバース計画への懸念が膨らむ中での方針転換だった。同社の従業員は、会社の成長が鈍り、ザッカーバーグのメタバースへの支出について懸念する投資家の声が上がるにつれ、レイオフに身構えていた。
アップルや同じく競合のスナップチャット(Snapchat)はVRよりもARに注力しており、スナップチャットのエヴァン・シュピーゲル(Evan Spiegel)CEOはARについて「より没入感がある」と語っている。
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)
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