
パーソルキャリア(東京・千代田)が23日発表した2月の中途採用求人倍率は、前月比0.19ポイント低い2.15倍だった。2カ月連続で前月を下回った。新型コロナウイルスの感染対策緩和とともに、転職を求める個人の動きが活発になっている。
中途採用求人倍率は同社の転職サービス「doda(デューダ)」に登録する求人数を転職希望者数で割って算出した。求人数は13業種全てで前月を上回り、全体でも3.5%増えた。一方、転職希望者数も前月比12.6%増と大幅に伸びたため、倍率が押し下げられた。
求人数を業種別で見ると「エネルギー」が前月比9.8%増えた。温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、ガスや電力などのインフラ各社は再生可能エネルギー関連事業の技術職採用に力を入れている。「金融」も5.8%伸びた。
新年度入社を目指す時期でもある2月は、転職希望者が増える傾向にある。今年はコロナ禍からの経済回復に伴い「転職を検討する個人の動きが想定以上だった」と大浦征也doda編集長は話す。その上で「年度末にかけて転職者の動きはやや落ち着くとみられ、求人倍率は再び上昇する」という。
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