
福岡空港では旅客数が回復する一方、空港内で働く職員が不足しています。
空港の運営会社では人手不足の解消につなげようと、空港内で業務を行う16の事業者の求人情報を一括して閲覧できる専用サイトを立ち上げました。
福岡空港では、新型コロナの感染拡大で旅客数が落ち込み、空港で働く職員の離職も相次ぎました。
その後、旅客数は国内線でコロナ禍前の8割まで回復した一方、職員の確保が思うように進まず、保安検査場が混雑して長い行列ができたり、荷物の積み降ろしなどで職員1人あたりの業務量が増えたりするなどの影響が出ています。
このため、福岡空港の会社は、保安検査業務を担う警備会社など空港内で業務を行う16の事業者の求人情報を集めた専用のサイトを立ち上げました。
サイトでは、各事業者の仕事の内容や待遇などの情報を一括して把握できるほか、面接の日程調整や採用通知などのやりとりを行うことができるということです。
運営会社「福岡国際空港」の小林智子広報課長は「空港には表に見える仕事以外にも皆さんが空港を快適に利用できるように働いている人がたくさんいます。1人でも多くの方が福岡空港に興味を持っていただき、働くきっかけにしてほしい」と話しています。
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