愛媛県内 有効求人倍率高水準続く｜NHK 愛媛のニュース - nhk.or.jp

ことし１月の愛媛県内の有効求人倍率は就業地別で１.５８倍で、高水準が続いています。
労働局は、企業の採用意欲は高まっている一方で、今後、物価の上昇が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。
愛媛労働局によりますと県内で仕事を求めている人、１人に対して企業から何人の求人があるかを示すことし１月の有効求人倍率は就業地別で１.５８倍で前の月と比べて０.０１ポイント低くなりました。
有効求人倍率が前の月より低くなるのは２か月ぶりですが、全国の１.３５倍を上回っていて、高水準が続いています。
新規の求人をみますと、全国旅行支援の実施などで需要が高まっている「宿泊業、飲食サービス業」でプラス２７.４％、「卸売業、小売業」でプラス１１.１％とそれぞれ前の年の同じ月よりも増えています。
一方で、「サービス業」は、新型コロナウイルスのワクチン接種会場などへの人材派遣の需要が減少したことから、前の年の同じ月よりマイナス１９.２％となりました。
愛媛労働局の瀧原章夫局長は、「雇用情勢は経済活動が戻ってきている中で求人が求職を大幅に上回り、企業の採用意欲は高まっている。一方で、今後、物価の上昇が雇用に与える影響に注意する必要がある」と話していました。

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