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米求人件数、なお過去最高近辺-前月比で減少も労働需要底堅く - ブルームバーグ

5月の米求人件数は前月から減少したものの、過去最高付近にとどまった。景気見通しに対する楽観は不確実さを増しているが、労働需要が底堅いことを示唆している。

キーポイント
  • 米求人件数は前月比42万7000件減の1125万4000件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1100万件
    • 前月は1168万1000件(速報値1140万件)に上方修正
US job openings eased slightly in May but remain extremely elevated

上段は米求人件数、下段は失業者1人当たりの求人件数

米労働統計局

  5月は失業者1人に対する求人件数が約1.9件で、4月とほぼ変わらなかった。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長を含む米金融当局者は、労働需給の逼迫(ひっぱく)度合いを測る指標としてこのデータに言及してきた。米経済がリセッション(景気後退)に陥ることなく積極的利上げに耐えられると考える根拠にも挙げている。

  離職者数は約430万人と、前月とほぼ同水準。全雇用者に占める自発的離職者の割合である離職率は2.8%に低下し、4カ月ぶりの低水準となった。

  レイオフの件数も約140万件と前月とほぼ同じ。コロナ禍前の水準を大きく下回っており、雇用主が従業員をとどめておきたいと考えていることと整合的だ。卸売りや教育サービスなどレイオフ率の上昇が目立った業界も一部にあった。

  今回の統計は、住宅など金利に敏感なセクターやテクノロジー企業で相次いだ 人員削減の発表より前の期間を対象としている。

  米労働省雇用動態調査(JOLTS)の詳細は統計表をご覧ください。

原題: US Job Openings Dip Slightly to 11.3 Million, Remain Near Record(抜粋)、US May Job Openings Fell to 11.254M, Above Estimate(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)

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