全国的に医療人材が不足する中、川崎市医師会(中原区、岡野敏明会長)は、求職者がLINE(ライン)に登録することで、市内の医療求人情報を手軽に得ることができ、医療機関と直接やりとりできるサービスを始めた。求人情報を無料掲載するため、医療機関も採用経費を減らすことができる。医師会は「市の医療を守るため、医療機関と求職者を結ぶ手助けをしたい」としている。(竹谷直子)
LINEで「お友だち登録」した求職者には、市内の医療機関の求人やイベントなどの情報が随時届く。求職者は地元の最新の求人情報を得やすく、気になる情報があれば、医師会が昨秋開設した人材募集のホームページから、医療機関に直接連絡することができる。
一方、医療機関の多くは、人材紹介サービスや求人サイトなどを利用しているが、採用までの時間がかかるほか、手数料などの経費がかさみ、本来は職員の処遇改善に充てる費用が捻出できなかったり、経営を圧迫したりしているケースもあるという。岡野会長は「人材紹介会社への費用も診療報酬から捻出していかなければならない」とし、費用負担のないサービスの意義を説く。
LINEの運用は今月から開始した。登録を広く呼びかけるため、写真投稿アプリ「インスタグラム」やWEB広告、チラシ配布などでPRしていく。岡野会長は「川崎市の医療機関の募集に関してはまず医師会のホームページを見てもらうという形につなげられれば」と話した。
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